女剣闘士の死
オリジナル小説『女剣闘士の死』。トラヤヌス帝時代のローマを舞台に、闘技場と帝国の秩序、そして女たちの運命を描く全五幕。約5万2千字。
イナンナの歌の四番目の長編プロジェクトです。
トラヤヌス帝の時代のローマ。帝国の熱狂とその影が、同じ瞬間に頂点へ達した時代です。ウェスタ祭の聖なる炎、闘技場の砂、北海から連れてこられた戦争捕虜——ひとりの女剣闘士の死をめぐって、帝国の秩序と、崩れていく信仰と、その時代が女たちに与えたものが、五幕にわたって開かれていきます。
全五幕、約5万2千字。映像としても最も完成度の高いプロジェクトで、ここから切り出された一人制作の長編映画は1時間近くあります。
観る
一人制作の長編映画(約1時間)
脚本、絵コンテ、映像制作、台詞、声、音楽、編集までをひとりで手がけ、カラーグレーディングを aki が担当しました。この物語がページから画面へ渡った、いちばん完全な形です。
全編通し(約3時間15分)
第一幕:起——運命の映し身
第二幕:承——檻のなかの獣と、果てのない海
第三幕:帝国の血
第四幕:閉じてゆく残酷な環
第五幕:海の怪物への供物
どの映像もYouTube チャンネルでご覧いただけます。
読む
全五幕を日本語で読めます。各章からは中国語の原文にも移動できます。原文の定本はあくまで中国語版です。物語は二人称で語られ、「あなた」は元老院議員の娘アエリアです。
翻訳はAIを使い、作者が確認したものです。人名と繰り返し現れる台詞は、映像の英語字幕に合わせています。物語の背景については、資料室の女剣闘士、ウェスタの巫女、北海の女たちのノートをどうぞ。