パンとバラ
オリジナル小説『パンとバラ』。1910年、南ウェールズの炭鉱地帯を舞台に、坑内事故とストライキ、そして女たちの絆を描く物語。全五部、約4万字。
イナンナの歌の二番目の長編プロジェクトです。
1910年、南ウェールズの炭鉱地帯。成り上がりの家の娘が、石炭の煙にかすむ故郷へ戻り、選炭場へ、そしてそこで働く女たちの世界へと入っていきます。坑内事故、ストライキ、選挙権を求める長い行進——「わたしたちはパンを求める、そしてバラも求める」。
労働と階級、そして女同士のあいだにあるものについての物語です。全五部、約4万字。
観る
全編通し(約2時間43分)
第一部:成り上がりの娘
第二部:選炭場へ
第三部:はじめての社交界
第四部:カナリアの沈黙
第五部:救出のあとで
どの映像もYouTube チャンネルでご覧いただけます。
読む
全五部を日本語で読めます。この物語は二人称で語られます。「あなた」=イザベルです。
中国語の原文が定本です。翻訳はAIを使い、作者が確認したものです。坑内で歌われるのは、原文が引いているジェイムズ・オッペンハイムの1911年の詩「Bread and Roses」です。物語の背景については、資料室の産業革命を支えた女性鉱夫たち、女性だけの鉱山救助隊、ブルーストッキング、ヴィクトリア朝の男装の麗人たちのノートをどうぞ。